Swype

Swypeって知ってますか？アメリカのベンチャーが開発したタッチパネルの入力システムです。

普通、文字入力では一語ずつキーをタッチしていきますが、毎回ディスプレーから指を離さなければいけないのと、指の大きさや目と指の位置関係などで微妙にずれたりするので、タッチパネルで高速に入力するのは大変です。iPhoneではフリック入力というものもありますが、従来の携帯電話と比べるとどうしても入力が遅くなることが多いようです。そもそも今の配列自体、キーを押すことを前提に作られているので、タッチパネルにはやや不利かもしれません。私が今使っている携帯電話もタッチパネルですが、慣れるまでに相当時間がかかりましたし、未だもって入力には手間取っています。

Swypeの入力方法ですが、入力したい単語の一文字一文字をQWERTY配列のアルファベットをなぞっていきます。途中、パネルからは指を離しません。例えば「blog」という単語を入力したいとき、まず「b」を押します。そのまま指を離さずに右に進ませ、「L」の位置までまっすぐ持って行きます。次にそのまま上の「O」を押し、今度は左のほうに指を動かし、「G」まで持っていったところで指をパネルから離します。途中にいろいろな文字を通りますが、軌道から類推して「blog」という単語が入力されます。

言葉で説明するよりもこちらで見たほうが理解が早いと思います。

これなら慣れれば携帯の入力よりも全然速い気がします。

今年中には日本語版ができるそうですが、日本語は一語の文字数が少ないし、同音異義語もたくさんあるので、非常に予測が難しいと思います。どんな出来上がりになるのでしょうか。

いつの時代にもこのようにより良い物を作ろうとしている人がいることには脱帽します。私の場合、今あるものに慣れろという感じなので。

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